アシェラッドと藍染がかっこいい理由を徹底解説 二人に共通する”孤独な美学”とは

記事で紹介している悪役のシルエット エンタメ考察・マインド

アシェラッドや藍染が「なぜこんなにかっこいいのか?」
その理由を、作品の名シーンや行動原理から徹底的に解説する。

BLEACHファンは、後半だけでも読んでいってほしい。彼への見る目が180度変わることを約束する。

まずは『ヴィンランド・サガ』のアシェラッドから見ていこう

アシェラッドがかっこいいと言われる3つの理由

王の側近たちに囲まれて王に脅されている絶望的な状況下で、オオカミが王を倒す様子

アシェラッドがかっこいい最大の理由は、目的のために自分の命すら捨てられる覚悟だと思うんだ。

たとえば、作中でアシェラッドがスヴェン王から、故郷であるウェールズの滅亡か、主君であるクヌートの死かの2択を迫られるシーンがあるんだけど、そこで私はこう思ったんだ。

アシェラッドが可哀想・・・

アシェラッドにとってはどっちも失ってはいけないものだし、でも、王の命令は絶対だし、普通に考えてこんなの詰みの場面じゃないですか。

でも、アシェラッドの本当にすごいところはこのシーンでわかるんだ。

目的のために命を賭ける覚悟

ここで、アシェラッドは直ぐに王の首を獲って、ウェールズ進行の命令を強制的に撤回させることを選んだんだ。
王の側近たちに取り囲まれていて逃げ場のない状況で、王の首を討つなんて、正気の沙汰ではない。自分が処刑されてでも、やり抜く覚悟があったんだ。

悪役でありながら揺るがない美学

アシェラッドは、主君であるクヌートに忠誠を誓っていたんだ。
その忠誠は、クヌートの成長を妨げる側近を手にかけるほど徹底していたんだ。

アシェラッドには、ウェールズ人である母と、デーン人である父の血を両方受け継いでいるんだけど、内心はウェールズ人の血を引いていることを誇りに思っていたんだ。

彼にとって、ウェールズ進行を許すなんてことはあり得なかったんだと思う。
そこで、どちらも守れる方法を思いついて、それを実践したんだ。
それがたとえ自分の命を落とすことになるとしても。

クヌートを導くための自己犠牲

アシェラッドは、自分が乱心した逆賊になれば、主君であり王の息子でもあるクヌートが、自分を処刑し、王の仇を討った英雄として王座につくことができると考えたんだ。

でも、王子のためにやっているのだということは、決して誰にも悟られてはならない。そうすることで、忠臣たちに疑念を持たれて、新たな王の治世に悪影響が及ぶ。だから、あれだけ王の取り巻きがいる中で、アシェラッドは一人だけ正気を失ったように演技しなければいけなかったんだ。

彼は見せかけの自尊心にこだわらず、自分が本当に守りたいものを孤独に守った。私はそこがかっこいいと思ったんだ。

まとめ アシェラッドがかっこいい理由

  • 目的のために命を賭ける覚悟
  • 悪役でありながら揺るがない美学
  • クヌートを導くための自己犠牲

アシェラッドはただの”悪役”ではなく、自分の信念と守るべきもののために生きた男だった。
だからこそ、彼の行動は今も多くのファンの心を掴んで離さない。

続いて、『BLEACH』の藍染惣右介について解説する。

藍染惣右介がかっこいいと言われる3つの理由

悪役たちが同じ方向を向いている、同じ美学をもっていることを示唆するイメージ

次は、BLEACHの藍染についても語っていきたいと思う。

彼もめちゃくちゃ格好いい存在なんだ。

速水奨さん演じるキャラだからというわけではない。
もちろんあの声は好きだけども・・・。

世界を書き換えようとした”揺るぎない意志”

藍染がかっこいい最大の理由は、100年以上前から世界を書き換える計画を持ち続けた揺るがない意志だと思うんだ。

私が天に立つ

作中を見返すとわかるんだけど、彼は世界を書き換えるために、短くとも100年以上も昔から崩玉の創生を目論見ていたんだよね。彼の目的は最初から最後まで、世界を書き換えること、そこは揺らがなかったんだ。

霊王の真実を知り、独自の正義を貫いた

藍染は霊王の実態を知り、世界の中心が”意志なき屍”であることを許せなかった。

勝者とは常に 世界がどういうものか ではなく どうあるべきかについて 語らなければならない

ここに、彼の正義があったんですよ。

世界の中心を統べるものが、意志あるものでなくて、四肢を削がれて意志に関係なく世界の楔(人柱)とされた「生ける屍」だという実態が、藍染には容認しがたいことなんだったと思う。

黒崎一護を”新しい王”として育てようとした

藍染は一護が生まれる前から、その存在を”世界を変える鍵”として見ていた可能性が高いんだ。

あなたに思い出してもらえるといいけど、藍染にはあてがあったと思うのですよ。滅却師の女性(黒崎真咲)と関係をもつ死神(志波一心)の存在も知っていたはず。
藍染は100年前に虚化の実験を完成させた。そして20年前、きっと現世で息をひそめているであろう浦原喜助が、虚の魂に侵された滅却師を救うことも見越して、ホロウ・ホワイトを創り出し、現世に派遣したんだと思う。

100年前の藍染は、死神と滅却師の魂の融合についてはできると分かってたと思うんだけど、虚の魂も混ぜる方法がまだ出来ていなくて、それを研究していた、というのが過去編の核になるんじゃないかな。のちのち黒崎一護みたいな存在が生まれてくることは織り込み済みで、その時には自分が陰から教育もしてやろうという風に、初めから考えていたんじゃないかな。そして自身も死神としての限界を超え、世界の歴史の流れを大きく変えようと画策していた。

では、なぜ黒崎一護を教育しようと思ったのか?

まず、藍染は黒崎一護の存在を産まれる前から知っていたというよね。
彼が霊王の正体を知っていたということは、人間と死神と滅却師と虚という、4つの種族の魂が混じった存在が必要なのではないか、ということは分かっていたのだと思う。
そして、黒崎一護の特異な「混じりけ」に、意志ある新たな世界の王の可能性を見出したんじゃないかな。

だから彼は、黒崎一護が自分の強敵として成長できるように、あらゆるお膳立てをして、自分が世界共通の敵に映ることも恐れずに、一連のシナリオを計画したんだと思っている。

黒崎一護が弱いままなら、滅却師たちが戦争を起こして霊王を討ち倒した時、また彼が死神側の画策によって、意志のない楔として利用されてしまうかもしれない。だから、どのような手段をとってでも、一護を自分よりも強い存在に育てる必要があったんだ。

つまり、黒崎一護が生まれる前から、藍染は「世界の王となるべき存在の一護が人柱にされる未来」とたった一人で戦っていたことになるんだ。きっと作中のどのキャラクターも、藍染のその思惑には気付いていなかっただろうと思う。

ここまで藍染の魅力を語ってきたけれど、実はアシェラッドとも深い共通点がある。

アシェラッドも藍染も、ただ強いだけのキャラではない。
”信念のために孤独を選んだ男たち”だからこそ、心を掴むんだ。

藍染とアシェラッドの共通点は”孤独な自己犠牲”

藍染とアシェラッドとの共通点はまさにここにあって、目的達成のための孤独な自己犠牲をいとわないというところにあると思うんだ。本当に値打ちのあるものは、誰にも理解される必要がないんだ。

二人のかっこよさはその割り切りの境地にあると思う。

まとめ 藍染がかっこいい理由

  • 世界を書き換える意志
  • 独自の正義
  • 一護を育てた計画性
  • 孤独な自己犠牲(アシェラッドと共通)

藍染は、現世、尸魂界、虚圏という世界の住人すべての敵になることで、意志ある王が強くなって自分を打ち倒し、世界を統べることを望んだんだ。

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